昨夜のNHKの逆・転・人・生を見て改めて遭難の怖さを思い知らされました。
この番組の内容は、7年前に両神山で道に迷いそのまま突き進み滑落、
その滑落で左足首を開放骨折、食料も持っておらず持っていたのは飴玉7個
また登山届も出しておらず、そのためどこの山に登ったのか絞れず捜索も難航、
14日目に救出されるという壮絶な遭難を実現ドラマと本人の語りで作成された番組でした。
私も両神山、昨年12月に白井差新道で登っていますが(その時の記事はこちら)
その時も、山岳救助隊でもある山中さんからいろいろお話は聞いていて
中には自分は注意をしていても、悪意のある人もいることもある。不自然な滑落死もあると聞いて
ソロ(一人)で登るのが怖くなったりもしました。
埼玉県警では、ダントツに両神山の遭難が多いそうですね。
両神山に限らず遭難する人は、登山届を出していない人が多いといいます。
自分は大丈夫。と思っているのでしょうかね。
まぁ、私も登山届を出し忘れる時もありますのでなんともいえませんが(基本はきちんと出してますよ)
ただ、家を出る時は必ず家族に登山計画書を出していき、下山後は必ず電話を入れています。
皇海山に行った時、スマホが壊れてしまって下山後、慌てて日帰り温泉施設で電話を借りて家に電話しましたけどね。
もしもに備えての私の持ち物
- 雨具はどんな時も当然必携ですね。
- ヘッドランプと予備電池
- ファーストエイドキット
- ファーストエイドキットにはテーピングテープなど入れておくと靴底がはがれた時の補修にもなるのでテーピングテープは必携
- 三角巾も1枚入れておくと捻挫や骨折時に役立つ。あと生理用ナプキン(止血用にいいらしい)
- 靴紐の予備も一応入れてます。
- 行動食はチョコ多め、ナッツなど
- 漢方薬、アミノバイタル顆粒(芍薬甘草湯:足の攣りに効く)常備
- コンパスと磁北線付地図(使い方わからないと意味ないけどね。持っていれば方向が分かるだけでもましかもね)
- ホイッスル(100均)これは必携でしょ。
- ソーラー充電器orモバイルバッテリー(ロングコースでは必携)
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本当はツエルト(簡易テント)も常に入れておきたい所なのだけど重くてついつい置いて行ってしまう。
遭難しない為に
- 登山計画書は必ず出す。家族(もしくは近しい人)にも1通置いておく。部屋の目立つ場所に置いておいてもOK
- 無茶な計画はしない。早出を心掛けて日が暮れる前には必ず下山しておけるような計画で、場合によって1泊等
- 分岐や迷った時は、地図やテープを確認(分岐で道迷いに陥りやすい)
- 道に迷ったら、今来た道を戻りましょう。おかしいなと思ったら必ず地図で確認!!!
- スマホのGPSで確認(電波が入らなくてもアプリが入っていれば位置は示します)
- アイフォンならフィールドアクセスなどフリーで色々アプリがありますので入れておくと便利
- アプリを使う場合は、万が一の為にモバイルバッテリーも必ず持って行きましょう。
- スマホは、機内モードなどにしておく。バッテリーの持ちが違います。
- 大丈夫だろうは危険。常に弱気で行こう。無理は絶対しないこと
ソロとパーティ
登山する時は、ソロ(一人)がいいのかパーティ(グループ)がいいのか
これは、人それぞれかと思いますが
私は、ソロの方が無理もないし体力的にもいいのでついついソロになってます。
あ、私はさっそうとバリバリ追い越して行く派のかっこいいソロタイプではなく
休んでばかり&亀歩きで人様に迷惑をかけるのでソロで歩くダメダメ派です。
好きな時に休んで写真を撮って、無理だと思えば目前に山頂があっても下山します。
山は逃げないし、いつでも来れると思っているので、いつでも撤退します。
これは、ソロだから簡単に出来る事。
パーティだと、つい他人のペースに合わせて無理をします。
山頂に登れないのも自分のせいにされたくないので、無理して登ります。
無理が重なって、転んだり怪我したりという事が置き易いのがパーティだと思います。
パーティだと、リーダー任せで地図やコースも天気も確認しないという人も多いのでは?
別にパーティを否定している訳ではないです。
パーティにはパーティの楽しさもあるのもわかってます。
考え方は人それぞれ、パーティの信頼性もあるかもしれないですね。
どちらにせよ、安全に何事もなく楽しく登山できればいいという事で(o´・ω-)b ネッ♪
これから、登山シーズン事故や怪我なく楽しみましょうね♪