だいぶ経過してしまいましたが、福島県双葉郡川内村にある かわうちの湯に寄ってみました。
ここへ来る道中も、無人の家が目立ったりと3.11による被害の大きさに身につまされた。
そんな被害を受け、村民と復興のために働いている人の安らぎの場になっている施設のようです。
平成26年4月26日、川内村において、温泉施設「かわうちの湯」がリニューアルオープンされました。かわうちの湯は平成12年にオープンし、優れた泉質から川内村のみならず周辺市町村の方々からも親しまれ、震災後は消防団等からの要望に応え暫定的に営業を再開しましたが、震災や原子力災害による施設損壊の修繕のため、平成25年より休業し、復興庁の帰還・再生加速事業を活用して復旧工事が行われてきました。
平成26年4月26日村内の避難指示解除準備区域で「ふるさとへの帰還に向けた準備のための宿泊」が開始。川内村の復興の道筋の節目となる一日となりました。
平成25年12月3日には、川内村に、周辺自治体の広域的な課題等に対応して復興を加速するための前線基地として、福島復興局の機関である帰還環境整備センター(CAP)が設けられ活発に活動しています。今後、CAPと連携しながら、かわうちの湯が、川内村及び双葉郡の復興の活動拠点、村内外の交流の拠点、復興の記録・情報発信の拠点として重要な役割を果たしていくことが期待されています。復興庁HPより引用
とても綺麗で立派な建物です。
パッと見、宿泊施設かと思うほどで日帰り温泉施設には見えません。
宿泊施設は別にコテージがあるようです。
入口を入ると右手に靴を入れるロッカーがあります。ロッカーキーは受付に渡すシステム(だったような)
2階に受付があり、レストラン、大広間、浴室と大体全てがそろっています。
階段もあるけど、エレベーターで上がります。
2階に上がると、村営とかの公共の施設っぽさを感じさせてくれます。(村営かどうかは不明だけど)
フロントでロッカーキーを渡し料金を支払うと、脱衣所のロッカーがもらえるシステムだったような…(記憶がない)
館内はこんな感じ
大広間。結構な人数入れそうです。
フロントから突き当り左手奥に浴室があります。
う~ん。脱衣所の画像がないなぁ。確かコイン不要ロッカーだったような気がします。
受け付けでロッカーキーをもらい、その番号のロッカーを使うシステム(かな?)
浴室に入ると、左手にシャワーカラン10基ほど、この画像の手前にも6基ほどあったと思います。
とにかく広い、洗い場も多い、混んでも快適なイメージ
扇型の大浴場が2手に分かれて、手前がジャグジーとなっています。
扇形の手前にある8角形型の浴槽は水風呂。
扇形浴槽の真ん中あたりにある扉は、ホルミシス効果や遠赤外線効果のある座湯 力泉の湯の入口。
内湯はちょっと熱めかなぁ。
ホルミシス効果や遠赤外線効果のある座湯 力泉の湯。
ちょっと薄暗い雰囲気が落ち着く。なんとなくいい感じのお湯です。
こちらは天然温泉ではなく鉱石風呂といったところでしょうか。
座ると背中からじゃばじゃばお湯が流れてきます。
露天風呂、内湯からも力泉の湯からも出入りできます。
露天風呂はアルカリ泉らしく、つるすべの浴感。温度も適温
露天風呂と力泉の湯の手前に釜湯。
ちょろちょろ投入なので、ぬるくて気持ちがいい。
館内も広く綺麗で、ゆっくりくつろげそうな施設でした。力泉の湯がお気に入り
住所:福島県双葉郡川内村大字上川内字小山平501
TEL: 0240-39-0103
日帰り営業時間:10:00~21:00
休日:毎週火曜日
料金:(平日) 600円(土日祝)700円
源泉名:上記画像参照
泉質:アルカリ性単純温泉
あてにならない私的お勧め度
総合 ★★★☆☆
泉質 ★★★★☆
ロケーション ★★★★☆
2018年6月時点のデータです。