先日の雲竜渓谷で大活躍してくれた、ソーラーモバイルバッテリーが優秀だったのでレポしてみたいと思います。
雪山登山では氷点下なんて当たり前、普通のデジカメやスマホは寒さであっという間にフリーズかバッテリーが激減しますよね。
実際、先日行った雲竜渓谷でも5分もしないうちに私のデジカメは寒さでフリーズして使い物になりませんでした。
せっかく絶景を見に行ったのに画像なしなんて有り得ない!!!
残るはスマホで画像を撮るしかないのだけど、スマホは万が一の為に電源は確保しておかなければいけません。
氷点下になると、スマホのバッテリーは機能停止してしまうのだそうですよ。
ちなみに、氷点下の雪山でスマホ撮影(写真&動画)なんて使った日には10分も持ちません。
まぁ、撮らない時にきちんと保温しているかどうかにもよりますがね。
雪山ではモバイルバッテリーは必須
今までも何度も書いていますが、別に雪山でなくてもモバイルバッテリーは必須かと思います。
なぜかというと、万が一遭難した時のために持っておきましょうというもの。
夏山でも、道迷いもあり得るし電波が入らなくてもGPSアプリは起動します。その為にも電源は確保しておきたい所。もちろん連絡手段確保が第一ですけどね!!!
雪山では、バッテリー消費はあっという間です。使わない時はきちんとスマホを保温しておきましょうね。
スマホ本体が冷たくなるとバッテリー消費が進みますのでね。
山では、どんなモバイルバッテリーがいい?
私が重視しているのは、軽くてできればソーラーチャージできるものがいいかな?と思っています。
なぜなら、雪山でスマホのバッテリー消費するならば、モバイルバッテリーも消費が早いと考えられる。
ソーラーチャージできれば、安心出来るというもの。
以前は、モンベルのモバイルパワーパックをザックに付けて使っていました。
これ軽くてカラビナついて本当にいいんですけどね。そんなに充電できず、雪山のバッテリー消費においつかないというか。
夏山ならいいんだけど、冬山ではちょっと物足りない。
という事で、もっと大容量のものが欲しくなって、こちらBERNETのソーラーモバイルバッテリーを購入してみました。
モンベルのモバイルパワーパックが本体85gの所、359gと約4倍の重さで大きさも結構あります。
大きさは左からモバイルパワーパック(650mAh)、BERNETソーラーモバイルバッテリー(24000mAh)、モバイルバッテリー(3000mAh)
()内のmAhの数が大きいほど容量が大きく、充電できる回数が多くなる。24000mAhでiPhoneXを6回、Galaxy S6を6回以上フル充電できます。iPadAir にも3回ほどフル充電ができる大容量。
モンベルのモバイルパワーパックは出力ポートにキャップが付いているので多少濡れても大丈夫だが、他のモバイルバッテリーは水ぬれ注意。
BERNETソーラーモバイルバッテリーは3つのUSB出力ポートが付いているので3台同時に充電する事も出来る。
ちなみに、おまけのようなものだけどタケコプターの様なUSB扇風機がついています。暑い時はいいかもね( *´艸`)
雲竜渓谷でかなりの量の画像を撮り、ムービーも結構撮り、案の定バッテリーは残25%表示
寒い中、これだけ残が少なくなると充電してもそんなに残量が増えないのだけど、このBERNETソーラーモバイルバッテリーはスピードチャージであっという間に残60%近くまで回復。ここまで性能がいいとはビックリしました。正直値段も安いし、大して期待していなかったのだけどね。
雪山で、撮りたいものが沢山ある中、スピードチャージはすぐ撮れて本当にありがたい。
下山して車に戻るまでに残量80%近くまでUPできました。しかし寒さのせいか、この後BERNETソーラーモバイルバッテリーの残量の方が20%以下になってしまいましたがね。
たった3,000円台でこれだけの高性能なソーラーバッテリーが買えるなんて、いい時代だ。(いつの人だよ)
雪山への持ち歩きには
山への持ち歩きには、ジップロックにケーブルなどと一緒に入れて持ち歩いています。
スマホやデジカメ等は、基本ポケットなどに入れて冷たくならないよう気をつけています。
もちろんポケットにはハクキンカイロなど暖かいものを入れてあるのですが、スマホのバッテリーを急激に温めるのは危険です。
スマホにカイロつけておけばいいんじゃない?とか私も思いましたが、絶対してはいけません!!!
高温になり過ぎると爆発する恐れがあるので、スマホにカイロなど当てるのは避けましょう。
人肌に近いポケット、もしくはネックストラップをして胸元にぶら下げておくのもいいかもしれません。
せっかく、絶景の雪山に行って絶景の景色を写せないのは残念ですよね。
スマホもカメラも、キンキンに冷えてしまわないように注意しましょう。
キンキンに冷えてしまうとバッテリーの機能も停止もしくは激減します。
寒い時は、ジップロックに乾燥材をいれて結露防止に努めましょう。
結露をそのままにしておくと、カメラレンズ内などカビますからね。
カビがつくと大変ですので乾燥材一つでカビ予防もしておきましょうね。