雨飾荘と雨飾高原露天風呂を堪能した後、道の駅に寄りそのまま下道で帰ろうと思っていた所
もう一つ位、どこか温泉でも寄っていこうか?でも疲れたしななんて車を走らせていると
なんとも惹かれるネーミングと招き猫に招かれて、ついつい曲がってしまった温泉。猫鼻の湯。
こちら国道148号線沿いに看板と沢山ののぼりが立っているので目立つかな?
でも、国道148号線を逸れて道なのか?路側帯なのか?(旧道らしい)よくわからない道を行くと立ち入り禁止の看板とロープの張られた湯原トンネルが現れる。
本当にここでいいのか?と不安になるが、この↓看板の通りの狭いダートを少し下ると手作り感満載の湯原温泉が見えてくる。
冬はこの道きついだろうな。どうするんだろう?
プレハブのいかにも手作り感満載のこちらが、湯原温泉 猫鼻の湯
かつて小谷村の猫鼻地区の川沿いに大きな露天風呂があったのだが、1995年7月11日発生の姫川の氾濫によって壊滅的な被害を受けて廃業した。
その後、2011年5月湯原地区に場所を移し湯原温泉として営業を再開した。
営業再開してまだそんなに年数は経っていなそうだが、味のある小屋である。
この雰囲気大好き( *´艸`)
怪しげだ。これまた好きな雰囲気( *´艸`)
入口脇に飲泉場がある。結構あちらこちらに飲泉場があり休憩場でも勧められる。
靴を脱ぎ、このドアを開けるとビックリ。
いきなり休憩所。地元のお父さん達の寄り合いのような雰囲気にたじろいでしまった。
右手が女湯、左手が男湯となっている。
脱衣所は、カラーボックスが並び籠があるだけ。鍵付きロッカーはなし
ドアを開けると屋根つき露天風呂が、ど~んとひとつ
10人以上は入れそうな大きさ
沢山貼ってあるテプラは効能
柄杓も掛けてあり、飲泉できる。
湯船の色を見る限りだと鉄っぽい味がするのかな?と思いきや、味も香りもなくまろやかな軟水(湯)といった感じ
源泉55度とあるが、露天だからか長湯するにちょうどいい泉温だ。
浮輪が掛っていたが、子供用?だよね
左手の扉の向こうは、五右衛門風呂と書いてあったので行ってみる。
五右衛門風呂?普通のお風呂でした。シャワーもあるが、男湯でシャワーなど使っていると出が悪くなるそうだ。
ちなみにシャワー使おうと出してみたが、全然出てこなかった。男湯で使われてたのかな?
こちらも飲泉可
五右衛門?風呂からの眺め
川のせせらぎを聞きながら、ついつい長湯してしまいました。
その後、休憩所でお父さん達に混じってキノコ汁やおやきを頂いて、廃業前の温泉の話や翡翠のお話など楽しく聞かせて頂きました。
キノコ汁もおやきも滅茶苦茶美味しかったです。(*・ω・)*_ _))ペコリン
廃業前の露天風呂入ってみたかったな。
お父さんに案内され、もう一つの露天風呂を見学させてもらいました。
駐車場?広場を挟んで小高い所に貸切露天風呂があります。
脱衣所もなかなか立派(手作り感満載だけど)
こちらも屋根つき露天風呂
もうひとつは、屋根なし露天風呂。入りたかったけど、また次回だな
こちら日帰り入浴だけかと思ったら、素泊まりができるんですって!
しかも1000円!!!安っ
湯原夢庵が宿泊棟
お部屋も見せてもらいました。なかなかいい感じ。お布団あります。
ソファはソファベッドになるらしい。温泉入り放題&これで1000円なら安い。
道の駅小谷で車中泊するなら、こちらで素泊まりお勧めしますよ。( *´艸`)
ちなみに、お父さんお寺の住職さんだそうです。
90歳近いとか言っていたけどお肌艶々・背筋もピンとしてお若い。
ふらっと立ち寄って良かった。ここはまた来たい。色んな意味で疲れも吹っ飛ぶ温泉でした。
ムービー撮ってみた。
湯原温泉 猫鼻の湯
住所:長野県北安曇郡小谷村北小谷字道筋3634番地2
TEL:090-2666-7455(携帯:清水)
日帰り営業時間:10:00~18:00
休日:要問合せ(冬季休業あり)
料金:500円 素泊まり:1泊1000円
源泉名:湯原温泉
泉質:ナトリウム・マグネシウム・カルシウム・炭酸水素塩・塩化物温泉(中性低張性高温泉)
源泉温:54.7度
あてにならない私的お勧め度
総合 ★★★★☆(しいて言えば道くらいか)
泉質 ★★★★★
ロケーション ★★★★★
2017年10月時点のデータです。